価値観を整理するワーク
「価値観を整理するワーク」の手順
- 自分の「好きな言葉」を 50 個ほど書き出す
- とくに気になるものを 3 つ選ぶ
- その中から、さらに 1 つ選ぶ
それが あなたの中心的な価値観 である - 選択した価値観をもとに、自分の軸となる考えを文書化する
過去手帳にメモだけあり、引用ソースがわからない状態です。
「価値観を整理するワーク」の詳細
ワークを行うときは、ジャマの入らない静かな環境がベターです。
また、 紙とペンを用意してアナログ ですすめていくと整理がしやすいです。
「好きな言葉」をリストアップする
まずは思いつくままに「好きな言葉」をリストアップします。
はじめはスラスラと出てきますが、しだいに言葉が浮かんでこなくなります。
「好きな言葉」であっても 50 点ほどの言葉をリストアップするのは案外ムズカシイことです。
50 点の単語を挙げるめには、脳をフル回転させ、
「過去にあんな事があった」
「あの時どう感じた」
など、あれこれ考える必要があると思います。
けれども、こうして苦労して出した単語は、「大切だけれども自分が認識していなかった」価値観であることが多いです。
ぜひ 50 点が揃うまで単語を挙げてください。
単語が多少増えるのは問題ありません。
「好きな言葉」を絞り込む
次に、リストアップした 50 点の言葉から、まずは 3 つ、最終的に 1 つに絞り込みます。
多数あるものからひとつを選ぶステップです。
すべてが「好きな言葉」、とはいっても、ムリヤリ出したものもあり、好き度合いはバラバラだと思います。
また、リストアップした言葉を眺めてみると、
- 似たような言葉
- 補い合う言葉
- 抽象、具象関係にある言葉
などがあることに気づくと思います。
マルをつけたり、線で囲ったり、紙を汚しながら重要度をつけてください。
軸となる考えを文書化
価値観を絞り込んだら、「軸となる考え」を文書化します。
この「価値観を整理するワーク」を実際に進めて行く過程で、いろいろなことを考えたと思います。
そのアタマの中に溢れている想いを文章にまとめることで、 「大切にしたい価値観」をより明確にできます。
自分がその価値観にしたがって生きているか ?
生きることは、なんと煩雑な事象が多いことか !
気がつくと
現状に流されていたり、
「こんなの嫌」なことを、自分がしていたり、
私たちは、自分の思うようには、生きられないものです。
むしろ、思い通りにならない事ばかりですよね。
「価値観を整理するワーク」を行い「大切にしたい価値観」を文章化しておくことで、ひとつの指針を得ることができます。
指針があれば、 自分がその価値観にしたがって生きているか ということを判断しやすくなります。
もし、ギャップを感じたのならば、軌道修正のためのアクションにつなげることもできますね。
価値観は変化する
とはいえ、 価値観は時間経過と変わるもの であり、「価値観をいちど整理したからこれが絶対」というわけでははありません。
学生が社会人になったり、
結婚したり、家族が増えたり、
人生のステージが変わると価値観も変化していくものです。
(変化しないのは、終わった人か、すでに完成した人です。)
ですから、大きな変化や、自己の成長を感じたら、改めてワークをやり直して見ると良いかもしれません。