「俺はもうダメだ」というときに乗り切る方法
『しないことリスト』 を読んで、良いこと鋭いことが述べられていると感じたためシェアいたします。
人生はだいたいこれの繰り返し
しないことリスト P.153 掲載の図です。
だいたいこれの繰り返しです。
これ、実は 「がんばる」 のは 1/4 だけ という構成になってますよね。
人生にな頑張らなければならないステージもありますが、わざわざ立ち向かうまでもない頑張らなくても良いステージもたくさんります。
そのため、本当に頑張りたい事象が発生するまでは、むしろ頑張りすぎないほうが体力を温存できて良い、くらいに私は考えています。
ダメなときはとにかく休んでみる
いい大人が弱みを見せるなんてみっともない、かもしれませんが、弱みを見せられないというのは思い込みかな、と思います。
ちょっとつらい、休みたいと感じたときにすっと休む事ができるというのは、長い人生の中で小さく転び続ける、(=大きく転ぶことを回避する)知恵ではないかと思います。
その姿勢をうまく表しているのは、前述の図かなと感じました。
感情を爆発させる
いい大人は弱みを見せないし、いつでも理性的に振る舞うべきかもしれません。
けれども当然そんなことはなくて、
いい大人でも一皮むけば好きだきらいだという感情的で動物的な理由で動いている。
(しないことリスト P.146)
というように「好きだきらいだ」が、行動の大部分を締めているものです。
それは大人げないとかじゃなくて、人間はせいぜいそんなものだ、ということでしょう。
逆に言うと感情を押し殺しすぎると行動すら鈍ってしまうものですよね。
だからこそ、絶望しかないようなシーンであえて感情的になってみることには、現状をちょっとだけ変える効果があるというのはうなずけます。
それを表したのが、 「俺はもうダメだ」という儀式 です。
少し長くなりますが、引用します。
よく遊んでいる友人の間で「俺はもうダメだ」という儀式(?)が流行ったことがある。
どういうものかというと、すごく気分が落ち込んで「もう何もかもダメだ」「死にたい」という気分になっったときに、床に仰向けに寝転んで手足をバタバタさせたり、髪の毛を両手でかきむしったりしながら「ウォーッ、俺はもうダメだッ、どうすればいいんだッ」と何回も口に出す、という行為だ。
本当にダメな気分の時、これをやると少しだけ気分が持ち直すというのだ。たしかに、やってみるとちょっとだけ気分がスッとしてマシになるかんじがする。
(しないことリスト)
繰り返すと
「もう何もかもダメだ」とすごく気分が落ち込んだときに、
- 床に寝転んで手足をバタバタさせたり
- 髪の毛を両手でかきむしったり
をしながら、
「ウォーッ、俺はもうダメだッ、どうすればいいんだッ」と何回も口に出す ことで、少しだけ持ち直す、というものです。
これは、何度か私も実際にやってみたのですが、恥ずかしいです。
子どもの目の前でやると、とくに恥ずかしいです。
寝転ぶのも恥ずかしいし、大声を上げるのも恥ずかしい。
でも、少しだけ持ち直す、という部分は事実ですね
気分がいくぶんスッとしたように感じました。
恥ずかしいけれども、それを込みで オーバーアクションに、楽しみながら やるとより効果的だと感じます。
こんな感じで自分のダメさを受け入れる事ができるといろいろラクなりそうです。
また、ダメな自分を受け入れられるならば、人の痛みがわかる人間味のある大人に近づけるのではないかと、そのように思います。