大型の PC モニターで 開発効率を上げていく

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大型モニター、よさそう

一時期、まわりの IT エンジニアのさんの間で、大きめの PC モニターを導入するのが流行っていました。

カッコよくて「いいなー」と憧れていただけでしたが、ワークスタイルの変化を期に、私もデスク周りの改造に着手しました。

そのために購入したのが Acer の 31.5 インチモニターです。

購入したものは 最大解像度 WQHD(2560x1440) です。
このくらいあると、プログラミングで困ることはほとんどない気がしますね。

ただし、インチ数が大きくても 解像度が低いと表示領域は狭いまま です。
「なんかアイコンがでかくなっただけ」という状態になってしまうため、解像度が希望に沿うどうかは要注意です。

変更前

デスクの改造前は 24 インチのモニターを 2 枚横に並べるスタイルでした。

こんな感じですね。

モニターを 2枚横に並べる場合
モニターを 2枚横に並べる場合

最初は「 2 枚もモニターあるなら楽勝」と、考えていました。

しかしながら、わりと面倒くさいところもあります。

macOS ですが、

  • Dock が遠い方のデスクトップにある
  • アクティブではないデスクトップに切り替える手間
  • スリープ復帰時に返ってこないことがある

などを感じることがありました。

とくにトイレに立つたび、モニター電源を ON/OFF などしていたスリープ復帰はなかなか苦労しました。
これは OS バージョンや接続方法など、環境によりそうです。

変更後

そして 31.5 インチのモニターに乗り換えると、かなり使い勝手が違うことを実感しました。

こんな感じです。

31.5インチモニターの場合
31.5インチモニターの場合

大画面にした直後は、 「モニタでか !」と、圧倒 されました。

これはでかい!


画像なので、リアルではありませんが、比べるとこんな感じですね。

モニターを 2枚横に並べる場合
モニターを 2枚横に並べる場合
31.5インチモニターの場合
31.5インチモニターの場合

でかいなー。

視界全体がモニターで塞がれてしまうくらいです。

ウィンドウを散らかしておいても スペースに余裕 があって、 無理のない感じでモニタ全体を見渡せられる 、っていうのがとても良いです。

そして、大きさには 1 週間ほどで慣れました。

モニター 2枚より快適な使用感

大きなモニターを使い続けてみて、

  • 視界のほとんどがモニターなので、ムダな所がない、見たくないものを見なくて良い
  • 表示領域が広くなった分、ウィンドウも大きく表示できて快適
  • 首を左右に振ることがすごく減って楽になった

というメリットを感じています。

上下スクロールが減る

プログラミングをする方は、コードは、基本縦に長くなるものです。
「横長のモニター 2 枚」よりも「大きな 1 枚」のほうが縦は長くなるため、 上下スクロールが明らかに減る 、というところでメリットを感じると思います。

そのあたりから、コーディングはかどっている感が感じられるため、「でかいモニターが流行った」と思うんですよね。

これはちょっとやってみてほしいですね。

左右の首振りが減る

また、モニター 2枚だと、

  • 1 つはチャット用
  • 1 つはコーディング用

みたいにすると思うのですが、これって「右見て、左見て」の繰り返しでけっこう疲れるんですよね。

このてんも、モニター 1 枚なら、首振りのアクションは限られるため、疲労感が軽減しますね。

通知機能なんかをうまく利用すると、さらに疲れない環境にできそうです。

ソフトウェア開発に、いい感じ

モニターは万を超える出費ではありますが、「快適な環境にする」という点では間違いなく得られるものがある思います。

ソフトウェア開発は、かなり長時間モニターを眺めますから、キーボードと同じくらいこだわりがあって良い思うんですよね。

今回モニターを変更してみて、「これはいいものだ」かなり実感しました。
それに、なんというか「いい環境で仕事できてる」という高揚感を感じられて、ホクホクです。


しかしながら、物理的な大きさがデメリットである場面も多々あります。

デスクに十分なスペースないと設置できません。
また、実際に使ってみて、後からレイアウトを調整するのは苦労が伴うと感じます。

世間一般の需要からはずれているため、じゃまになっても人気がないため処分しにくいようでした。

たしかに一般的な利用方法から見るとここまでは必要なく、24インチ or 27インチがもっとも取り回しやすいです。

とくに自宅テレワークなど、スペースに限りがある場合はそのあたりも考慮しておくと良いですね。

大きさに憧れる方、スペースに余裕がある方にはベターですよ。
状況が許せば、大型モニターでホクホクしてほしいなと思います!