メリットしかなかった ブログの静的サイトジェネレーター化
当ブログは 静的サイトジェネレーターの Hugo で制作しております。
Hugo への乗り換えは私にとってメリットしかありませんでした。
そのメリットについてまとめます。
静的サイトジェネレーター Hugo とは
The world’s fastest framework for building websites
https://gohugo.io/
Hugo
は、 「 Web サイトを構築する世界最速のフレームワーク」 であると謳っています。
すごいですね !
Hugo の特徴
その特徴を次のようにまとめます。
- 設定ファイルや記事をファイルで作成し
- コマンド操作で Web サイトを生成する
- 生成されるファイルは HTML ベースの静的ファイル
注目すべきは 静的ファイル を生成する、という点です。
これは プログラムによる動的な出力変動 がない、HTML や CSS などで構成されサイトを意味します。
静的サイトであること
Hugo は静的サイトビルドするフレームワークです。
そのため会員登録やログインなどのコンテンツを制作することには制限があります。
つまり、ログインやサイト内検索といった機能を実装することが難しく、どうしても動的な機能が必要な場合は JavaScript を介するなどの対処が必要です。
静的サイトであることは大きなメリットなのですが、ノンプログラマの方にはとてもとっつきにくくデメリットに感じにくいところですね。
高速であること
Hugo の他にもいくつか静的サイトジェネレーターがあります。
中でも Hugo 高速に動作します。
当ブログは現在 150 ほどの記事がありますが、ブログ全体をビルドしても、0.5 秒 ほどで時間で済みます。
Hugo で享受しているメリット
ロードに待たなくて良い
インターネット上の CMS を操作する場合、必ず「ネットワークの応答待ち」が発生します。
たとえば記事のプレビューに画面更新が 2 秒かかる場合、100 回プレビューすると 200 秒待つことになります。
これはムダな時間です。
Hugo の場合、手元で編集することが可能なため、ネットワーク要因の待ち時間がありません。
また、ビルドもたいへん短時間で済むため、こういったストレスを感じないことが素晴らしいです。
ファイル管理ができる
Hugo は設定も記事もすべてがファイルです。
この点、データベースにデータを保存する一般的な CMS と比較して楽のできる部分が多いです。
バージョン管理ができる
Hugo はサイト全体をバージョン管理下に置くことが可能です。
Git を利用している方であれば、使い慣れたツールでブログを書くことができます。
これはお手軽ですよ。
CMS にも記事の更新履歴を管理する機能はありますが、次のようなデメリットがあると考えています。
- 検索性が悪い
- 設定類は履歴管理に対応していない
- 更新するほどデータベース上にゴミデータが蓄積する
一括検索や一括更新が容易
記事がテキストファイルであるため、エディター機能を利用して「記事の一括操作」ことが可能です。
たとえば、このようなことも数秒しかかかりません。
- ブログ全体から特定ワードを一括で検索
- カテゴリを一括で置き換える
リスクが少ない
Hugo にはそもそも管理画面が存在しません。
そのため、一般的な CMS のように「管理ツールが丸見え」ということがありません。
すると当然「不正ログイン」ということもなく、これらのセキュリティ面に頭を悩ませる必要がなくなります。
る」こともありません。
過去、有名な CMS を利用していたときは、とにかく不正ログイン施行がやまず、大変なストレスになっていました。
このような 精神的負担減から開放される恩恵 はは想像以上でしたね。
おわりに
静的サイトジェネレーター Hugo の「 やりたいことをシンプルにできる 」という点が、私にはとてもマッチしました。
「ブログに余計なコストを掛けたくない」という方はベターなフレームワークであると推薦します。
Hugo は万人向けでははく、使う人を選びます。
ノンプログラマの方には難易度が高めなツールだと感じますが、それでも習得することは十分に可能です。
「優れたツールの使い方にコストをかける」という気持ちがあるかどうか。
それだけだと思いますよ。