人生で大切なことは 亀仙人から教わった

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「ええの~」とか言っちゃうけど

亀仙人とは、世界的人気コミック DRAGON BALL に登場するあの亀仙人です。

サングラスをかけたファンキーな老人で、普段は女体を見て「ええの~」とか「うっひょ~」とか言っちゃう軽いノリ、

ですが、実は偉大な人物で、見るからに恐ろしい牛魔王がペコペコしちゃう、

そのギャップが何ともいい味ですよね。
(新しい作品は知らないです。)

私が影響を受けた「亀仙人の教え」 とは?

それは、コミックス 3 巻で、悟空がじっちゃんの弟子となり修行を始めるシーンです。

修行の前に亀仙人のじっちゃんが、悟空とクリリンに「なぜ武道を習うのか」「なぜ強くなるのか?」を説くシーンがあります。

引用します。

武道を習得するのは
ケンカに勝つためではなく
ギャルに「あらん♥あなたとってもつよいのね~ウッフーン」と言われるためでもない!

武道を学ぶことによって心身ともに健康となり
それによって生まれた余裕で
人生をおもしろおかしくはりきって過ごしてしまおうというものじゃ!

DRAGON BALL 作中より引用

繰り返します。

武道を習得するのは、ケンカに強くなるとか、異性にモテるためではありません。

武道を学ぶことによって、 心身ともに健康となり、人生をおもしろおかしく、はりきって過ごす ため、ということです。

いやー、いいですね。
良くないですか?

わずか 1 ページちょっとのやり取りですが、おとなになって読み返したときに、「あーこういういうことかー」と、妙に腹落ちしてずっと記憶に残っているシーンです。

悟空は「ぜんぜんわからん」らしいですけど。


コミック中の画像を貼り付けるのは私的に NG のため、
「そんなこと言ってたぁ?」というのは、すみませんがコミックス読み返してみてください。

「強くなる」からこその余裕

この主張は武道をシゴトに置き換えても、十分に意味が通じると思っています。

まず強くなる。
強くなるからこそ、裁量が増え、周囲をよりコントロールしやすくなります。

コントロールできる範囲が広くなるほど、より満足度が増します。

だからこそ、まず強くなる事が重要なのです。
「なんのために」という部分が、目の前の賃金だけではなく「 人生をおもしろおかしく、はりきって過ごす 」ということがわかっていれば、気持ちもアゲやすくなります。

気持ちが上がっていれば、些細なことはスルーできるし、いろんな事象をプラスにもっていける、というように思います。

強くならなくても、人生をおもしろおかしく過ごすことは、できなくはなさそうです。
けれども、強くなったほうが、よりダイナミックに周囲をマネージできる、そんなものです。

ということを、亀仙人の言葉から、考えたりします。


ちなみに亀仙人には “武天老師” という別名があります。

英語圏では “Master Roshi” という表記になるようですね。
言葉・文化の違い、おもしろいです。