ロープロファイルなキーキャップを求めて
背の低いキーキャップがほしい
私はパームレストが苦手です。
自作キーボードを知る前はずっとパンタグラフの薄いキーボードを使用しており、その高さ感に慣れていました。
Cherry XM 互換スイッチを使用する前提であれば、キーボードの全高を抑えるためにデキることはつぎの 2 点、ということになります。
- A. キーキャップの高さを抑える
- B. キーボード基盤 (PBC) より下の高さを抑える
高さを抑えたキーキャップ
製品
一般的なプロファイルでもっとも背の低いキーキャップは DSA
という認識です。
次点が XDA
でしょうか。
プロファイル | 高さ mm | |
---|---|---|
DSA | 7.0 | |
XDA | 8.5 |
Cherry プロファイルの 中段あたりも背が低そうに見えますが、中段だけ寄せるのもコストが高く付きそうです。
また、 G20
というマイナーなプロファイルも背が低そうです。
写真を見る限り、フラットで背が低いように見えます。
ただし、入手性が悪く、ちょっと触ったことがないですね。
3D モデル
裏技的ですが、 DMM.make クリエイターズマーケットで、ロープロファイルなキーキャップが販売されています。
romly さんの 『CherryMX互換 ロープロファイルキーキャップ Low Keycaps』 です。
商品説明を引用します。
CherryMX軸互換を維持しつつ、できるだけ高さを低くすることを目指しました。このキーキャップに交換するだけで、普通のDCS(Row4)と比べて約4mm、DSAプロファイルと比べても約3mmほど低くできます。
DSA が 7.0mm ですから、このキーキャップは 4.0mm ていど、ということになりますね。
ということで、購入しました。

なるほど。
かなり高さを削っていますね。
そして天面が広く取られていて、タイプしやすそうです。
装着比較画像

スイッチは左から
- Kailh Choc V1
- Kailh Choc V2 + Low Keycaps
- Outemu Low profile + Low Keycaps
- Cherry MX 互換キーキャップ + Low Keycaps
です。
同じスイッチで DSA を装着したサンプルも掲載します。

Cherry MX 互換キーキャップ + Low Keycaps
の組み合わせでも、けっこう低くなることがわかります。
左から 2 つ目、 Outemu Low profile + Low Keycaps
だと、さらに高さが抑えられますね。
Kailh Choc とのさもそれほどないように見えます。
フットプリントが共通ですし、高さで見ると「 Outemu Low profile 良いのでは?」と言う感じです。
ただし、スイッチバリエーションの少なさと、ほかの部分でサイズ調整が必要となります。