キーボードの重さ

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重量表

手元にあるモデルの重量を、キッチンスケールで測りました。

モデル 重量 g ケース キャップ 備考
X Switch マクロパッド 38 なし 専用 15 キー
Helix Pico 214 アクリル MBK 左右 スピーカーなし
Corne Chocolate 224 FR4 + アクリル MBK 左右
Corne Cherry 304 FR4 + アクリル 3D キャップ 左右
Colot46 Plus 398 アクリル MDA ボール込み
Zinc 400 アクリル MDA 左右
Mint60 480 アクリル PBT OEM 左212 右268
NKNL7JP 725 アクリル PBT OEM 左295 右430
GAS 67 600 ABS PBT XVX 60% ベアボーン 一体型
Majestouch Stingray 900 TKL 専用 ケーブル含む
ErgoDash 476 アクリル OEM 左右 親指あり
Wings42 333 FR4 + アクリル Gravity Keycaps 左右
KLOR 331 レジン + FR4 OEM 左右
Helix 340 アクリル 2mm OEM 左右
Keyball 61 480 アクリル XDA 左右
Ducky One 3 Mini 650 60%
fifumi 45 アクリル 3mm OEM マクロパッド 6キー
lulu 694 アルミトップケース OEM ロータリエンコーダーなし

以下、オリジナル機

モデル 重量 g ケース キャップ 備考
ErgoFine 334 FR4 MBK オリジナル 4層 62キー
ErgoFine 352 FR4+アルミ MBK
Hedgehog1 382 アクリル積層 - オリジナル Choc 左右

※ケーブル類は含みません。

もっとデータを集めていきます。

比重

キーボード関係によく採用される素材の比重です。
※おおよその値です。

素材 比重 g/cm3 備考
アクリル 1.19
FR4 1.80
アルミ 約2.70
真鍮 8.50

重量があると嬉しいこと、嬉しくないこと

Helix Pico は、ボトムプレートに基盤が乗っていて、スイッチプレートは付属しないシンプル構成です。
そのため、片側 100g ちょっとしかなく、とても軽いです。

軽いモデルは持ち運びがしやすいです。
反面、実際に使ってみて、手が当たるだけでズレてしまって位置調整が頻繁に発生する手間がありました。

これに比べ 70 キーを備え、基盤 2 枚に 2mm + 3mm のアクリルを重ねた NKNL7JP は、大変な重量がありズッシリしています。
ここまで重たいと、かんたんにずれることはありません。

逆に、タブレット端末くらいの重さがありますから、持ち運びにはしんどいですね。


Corne Cherry は片方 150g あり、Helix Pico と比べて 50g の差ですが、この程度でも思ったより違ってくるなと感じました。

キーボード自体の重量が軽くても、接地面の粘着性を高めたり接地面積そのものを広くする、といった工夫で改善できそうではあります。