オリジナルキーボード Hedgehog MX

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Hedgehog MX
Hedgehog MX

基盤を設計した

自作キーボードはいろいろなモデルがありますが、結局「自分専用」が欲しくなってしまうものです。

私はオリジナル機を設計して、組み立て、数ヶ月使用すると不満が出てきて、を繰り返し、今までに結局 4 モデル程度作りました。

こだわりは

  • 左右分割
  • カラムタッカード
  • 数字行あり
  • 狭ピッチ ( 17x16 )

です。

狭ピッチは選択肢が少ない

Helix pico で狭ピッチにハマり、もうちょっとだけ小さい 17x16 の変則ピッチを好んで使っています。

ただし、狭ピッチは対応するキーキャップがまったくありません。
好きなキーキャップを捨ててまで狭ピッチの世界に入ってくる人はやぱり変人です。


それでも狭ピッチにこだわる理由は、運指が少なく数字行に手が届きやすいというメリットを感じているためです。

数字行に手が届きやすい、という点で言えば KINESIS のような湾曲した立体的なものも同じ思想な別アプローチのものだと認識してますが、立体の設計は難易度が高いので見送ってます。
なお、知人に一体型の KINESIS を触らせてもらいましたが、これはひとつの完成形だと感じました。
大きくて持ち運びが大変そうです。


私は、いままでロープロファイルでコンパクトなものを好んでいて、その延長、というのが大きいです。

またサイズは 16x16 (0.8U) でも操作に支障はないことを確認したのですが、指をすぼめることになるために横に余裕をもたせています。
キーの間にスキマはできますけどね。

3D プリントで表現の幅が広がった

いままで設計したキーボードとの大きな違いが、 “3D プリントによるケース制作” です。

Fusion360 を利用して設計し、STL データを準備して JLCPCB でプリントをかけています。

3D モデリングははじめてでしたが、 Fusion360 の操作性が高く、シロウトでもある程度つくれました。

Hedgehog MX
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ガスケットマウント風にしたく、ケースは上下に分けて設計して、スイッチプレートの耳を挟む形にしています。

製品のガスケットマウントには及ばないのですが、積層より柔らかいかな?と感じます。

MX 互換スイッチ対応

また当モデルは MX 互換スイッチを採用しました。

Kailh Choc V1 、 Gatelon Low Profle (KS-33) を使ってきて、問題に感じていたのが「静音スイッチがない」です。

ルブやシリコンを挟むなどしましたが、キーの押し戻り音を低減させることが難しく、ロープロファイルは人類にはまだ早いという結論に達しました。
本当は前からわかっていたのですが、足掻いていました。


薄さ+静音性の両立は難しいです。
この点はアプローチを変えて、薄さにこだわるのをやめました。

薄さにこだわっているのは、手首の確度です。

パームレストを使用すれば手首の確度を浅くできます。 または、椅子のアームレストで肘を起点に高さを調整できます。

今回、椅子を買い替えてアームレストに肘を置くスタイルに変わったのです。
するとキーボードをより高い位置から操作できるようになりました。

高い位置から操作できる。
つまり、薄いことが無意味なんですね。

こういった使用環境の変更より、薄くなくても疲れにくいというメリットは確保できました。

おすそ分け

Hedgehog MX
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Hedgehog MX は、Booth でおすそ分けをする予定です。 希望する方がいらっしゃいましたらぜひコンタクトください。