立体キーボード Sphinx MX を開発した

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Sphinx MX
Sphinx MX

基盤を設計した

自作キーボードはいろいろなモデルがあります。

私はすでにいくつか「自分専用」を制作しましたが、利用状況の変化に応じて調整したくなり、新しいものを開発しました。

今回のポイントは 立体ケース です。

Sphinx MX
Sphinx MX

名称は Sphinx (スフィンクス) ですが、この写真はカニにしか見えません。

特徴

  • 立体ケース
  • ガスケット風マウント
  • 左右分割
  • 狭ピッチ (18x17)
  • 数字行あり

テントで親指が押しにくくなったのを改善したい

Sphinx MX を開発する前は、前機に 2cm のゴムを付けてテントしていました。 テントとはキーボードの中央が高く、両端を低くすることです。

テントすると手首のひねりは軽減します。 しかし、平面的なキーボードでは親指の角度が上がりすぎてしまって違和感があります。

これを解消するべく、親指 3 キー分を別基盤としケースで固定することとしました。

Keyball など、親指にロープロファイルキーキャップ当てることで高さを緩和できますが、角度をつけることはできません。

Sphinx MX
Sphinx MX

前機種でも Fusion 360 でモデリングは経験しましたが、立体はとても難易度が高かったです。

上ケースは一体ですが、下ケースは本体と親指で別に製造しました。 親指が複雑な傾斜をしているため、下ケースを一体にするとはまらなくなる懸念があったためです。

下ケースは隙間があり、配線が見えています。
通常目に入らないため許容です。
自作キーボードっぽいですね。

Sphinx MX
Sphinx MX

親指のモックアップで角度を調整しましたが、実際に組み上げると角度がありすぎました。

そのため高さの異なるキーキャップをはめて調節しています。
また、ネジ頭が飛び出ています。
そのあたりが改善点ですね。

Sphinx MX
Sphinx MX

内部は空洞です。 ダンピング材入れていませんが、あまり音が響かずいい感じですね。

ギャラリー

Sphinx MX
Sphinx MX
Sphinx MX
Sphinx MX
Sphinx MX
Sphinx MX
Sphinx MX
Sphinx MX
Sphinx MX
Sphinx MX

キーキャップ

メインキーキャップは Daily Craft Keyboard さんの Gravity Keycaps MX です。

数字行、親指には自分でデータから制作したキャップをはめています。 Gravity Keycaps はクオリティ高く、キャップを制作してみてその凄さを改めて感じました。