「これ、つねに問い直したい」と感じた ドラッガーの 3 つの問いとは
3 つの問い
- 何が目的か
- 何を実現しようとしているか
- なぜそれを行うか
己の進む道を、冷静に検討するために
なにかを始めたいとき「アクションを起こしてから後で振り返る」ということが必要なケースもあると思いますが、できるならば どこへ向かうべきか というゴール地点を明確にしておきたいものです。
生涯をかけて取り組むべき事柄ならばなおさら、
- ゴールを確認すること
- ゴールに達したときの姿
を走り出す前に思い描くことが、重要担ってくると考えます。
生産性向上、そして人生の課題にも
この
- 何が目的か
- 何を実現しようとしているか
- なぜそれを行うか
という問いは、ピーター・F・ドラッカーの 『プロフェッショナルの条件』 で紹介されているものです。
を引用します。
これに対し、知的労働の生産性の向上を図る場合にまず問うべきは、「何が目的か。何を実現しようとしているか。なぜそれを行うか」である。
プロフェッショナルの条件
ここでは 知的労働の生産性向上
というコンテクストで語られていますが、目的を確認するということはどんな状況でも同じように言えることではないでしょうか。
長期的な人生の展望 など、大きな道に取り組みそこで成果を上げるとき、まずはこの 3 つを自分自身に問いかけます。
目標を整理するのと同時に、冷静に分析し、そして気持ち整理することが重要ではないでしょうか。
課題が大きければ大きいほど、時間をかけて、ありのままの率直な自分の気持ちを洗い出して考える、ということが重要であるというように思います。
ぜひ、意識してみてください。
ドラッガーの著書は難解ですが、得られるものが多いですね。